2017年5月20日土曜日

オーディオのコストを見える化してみた。ハイエンドオーディオの値段

オーディオの裏側

 趣味で高い買い物をする時のたとえ話で、
1日あたりジュース一本缶コーヒー一本分のお金で買えるなどという話を耳にするが本当だろうか?

ある日last.fmのアカウントを眺めていて思ったのだが、
ここに同期されてログが残っている曲は
一曲あたりいくらくらいのコストがかかっているのだろうか?

現在自分のlast.fmをみると、401,241回程度曲が再生されており
一日あたり133曲聴いているとある。
CDプレイヤーでCDを再生したりYoutubeで適当に聴いていたり
最近ではプライムミュージックを利用していることもあるので正確な数字では無いが、
iPodのバグがあったりやiTunesの引っ越しのよって数字は若干水増しされたりしているので誤差はそんなにないと思われる。

 lastfmを始めたのはちょうどオーディオを割と本格的に始めた時期と重なるので
いままで掛けてきたオーディオの総額をSCROBBLE数で割ると一曲あたりのコストが出ると考えた。

またオーディオの総額は計算が面倒なのですべて定価換算として
細かいアクセサリーや消耗品に関しても無視することにした。
これまでネットでの買い物についてはExcelに家計簿がつけてあるので結構簡単に総額が出せた。



オーディオの定価総額 ÷ iTunesの総再生数
 非常におおざっぱなのだが、この公式を元に計算したところ、
一曲あたりの再生コストは、

= 41.6707円
 とう数字が出てきた。数字を綺麗にして約41円である。
40円となるとそんな高い気はしないのだけど、
自分の場合、スピーカーで丸一日音楽を流しっぱなしで
おそらく一日あたり10~12時間は音楽を聴いていると思う。

これが、週末しかオーディオがつかえない、
1日寝る前の1時間しか聴く時間がないなどと言う人の場合
一曲あたりのコストは跳ね上がる。

 オーディオシステムにかけた金額にもよるのだが
機材にお金をかける以外にも、聴く時間が短くなればなるほどコストは高くなる。

そう、曲を聴こうが聴くまいが、オーディオとしての価値やコストは変わらないのだ。
当たり前であるが、聴けば聴くほどコストは下がるのだが、実際問題そう簡単なはなしではない。

一日あたりの平均再生数は133回とあることから
一日あたりの再生コストは
 =5542円
 これは、電気代やソフト代を一切無視した純粋にオーディオ機材だけのコストだ。
1日あたり5千円以上のコストがオーディオ再生のためにかかっている。

グラフにすれば簡単な話ではあるが、
1日1時間100万円のオーディオシステムで聴く場合
1日10時間1000万円のオーディオシステムで聴く場合
この一曲あたりの再生コストは同じになってしまう。

またおなじ1000万円のオーディオでも
一日1時間聴く場合と10時間聴ける場合では
1曲あたりのコストは10倍の開きがある


音楽を聴く、自宅にいる時間が短い人が、高級オーディオを買うことは無駄なのだろうか?
いや無駄ではないにしても贅沢な時間であることには変わりないように思う。
サブシステムを持つかどうかの話でも触れたのだが、
オーディオシステムを広げれば広げるほど触れられる時間は短く
コスパはどんどん悪くなっていく。

加えて1日中オーディオに触れられるからといって
本当に音楽を楽しんで聴いている時間というのはそんなにない。
1週間の内に数時間。もしかすると数曲かもしれない。

ハイエンドオーディオが道楽といわれている理由がよく分かる。

オーディオ機器というのは、買った直後はウキウキで聴いているのだが
しばらく時間が経つと何も感じずにただ聴いていることが多いように思う。
 感動の時間は限られているのだ。

ありとあらゆる分野でデジタル技術が躍進する昨今、 音楽はデジタルになりLPのようにすり減らず何度でも同じように聴くことが出来るようになったが
いつでもどこでも同じデーターは同じように見聞き出来るように思えて
実際の感じ方やそこにかかっているコストは時価によって上下されている。

 今一度自分の持っている音楽、オーディオの価値を見直してはいかがだろうか。
機材にそんなお金をかけていなくとも、実は相当なコストがかかっているかも知れない。

瞬きしている暇はあまりないようでココロの瞳をぱっちりあけて
アナログLPを再生するみたいに今この瞬間1分1秒を大切に生きていきたい。


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